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腸脛靭帯炎(ランナー膝)

腸脛靭帯炎(ランナー膝)/ちょうけいじんたいえん

自覚症状

診断

 

機序

腸脛靭帯は、骨盤や臀筋、大腿の外側から繋がっており、大腿骨外側上顆の外側を通る。

  1. 長距離や坂道を走ることにより、膝関節の屈伸を繰り返す。
  2. 腸脛靭帯と大腿骨外側上顆が擦れ合う。
  3. 摩擦を繰り返し、腸脛靭帯の炎症を生じる。

治療

①ストレッチ…大腿筋膜張筋や大殿筋のストレッチを行い、腸脛靭帯に繋がる組織の柔軟性を向上する。柔軟性を高めることで腸脛靭帯にかかる負担を軽減します。

②物理療法…超音波などを使用し、患部の炎症軽減行う。

③動作指導…ランニングフォームや歩行動作、筋力強化練習の動作姿勢を改善し、腸脛靭帯への負荷を軽減させる。

スポーツ復帰の時期や、治療内容などは医師、機能訓練士がアドバイスをしていきますので、お気軽にご相談下さい。